CeeBeeDee(DTP Transit)さん主催のオンラインイベントにて登壇させていただきました。
アーカイブも販売されておりますので、上記URLよりぜひご購入ください。
セッションの概略
今回は、InDesign 2020(15.0.2)で追加されたコミュニティスクリプト全16種を紹介しました。そのうち、5種類はv15.0.2からInDesignにプリインストールされています。
実は、これ以外にも、アドビの公式ヘルプページにはほかに11種類が紹介されているのです。
それらを含めて、初めて使い方を実際にデモンストレーションしました。
アーカイブ動画を作っていただいたので、こちらにも掲載させていただきます!
三枝 祐介さん @Uske_S をお招きし、InDesign制作に活用できるスクリプトについて解説いただきました。
— DTP Transit (@DTP_Transit) 2024年10月22日
非常に好評の #InDesign会議 でした。
見逃した方向けに、13分の抜粋版を共有します。
《アーカイブ購入》https://t.co/ZAFUpcF5vn pic.twitter.com/zE7erNmcVJ
アーカイブ購入特典
セッションでもお伝えした通り、アーカイブ購入特典は下記のとおりです。
- GitHubに掲載されているすべてのコミュニティスクリプト(わざわざGitHubからダウンロードしなくていい)
- ChainGrepの不具合修正版(最後のクエリだけ読み込まれない不具合に対応)
- UnicodeInjectorの実働版(サンプルとして、
ExtendScript
という文字列を挿入する) - UnicodeInjector用のテキスト変換ワークフロー(Automatorのワークフローを利用しているため、Macのみです)
- InsertTypographerQuotesの日本語用改変版(二重引用符とカギ括弧を挿入する2種類)
これからの方は、ぜひ購入をご検討ください。
QueryGroupSwitcher
ChainGrepは、InDesignに保存されているすべての検索置換クエリ(テキスト・正規表現・字形)を参照し、リスト化します。
人によっては(というか自分がそうだったのですが)検索置換クエリだけで何十個と管理していることもあると思います。そうすると、ChainGrepで使わないクエリをリストから削除する作業が膨大になるわけです。
そうしたたくさんのクエリを案件ごとにサブフォルダ化し、管理するスクリプトがQueryGroupSwitcherです。
ChainGrep用に作ったものではなかったのですが、とても相性が良かったので紹介させてもらいました。
スクリプトはアイディア次第
本来とは異なる使い方をしてもいいの?
スクリプトを使う際、開発者が想定した使い方を守るというのはひとつ大事なポイントです。一方で、動作を理解できれば、違う形で応用することもできます。いろんな使い方を試してみるのも面白いので、いろいろ工夫してみてください(もちろん、業務で利用する際はご注意を)。
自分のアイディアをどうやってスクリプトにすればいい?
AIに頼ってみるのもひとつの手です。DTP Transitさんのnoteでは、ChatGPTにスクリプトを作らせる記事をたくさん書かれています。
また、先月発売の「+DESIGNING」vol.58では、AIと一緒にスクリプティング! と題したコラムを寄稿しました。
無料で利用できる対話型AIはたくさんあるので、何か気になったものがあればぜひ利用してみてください。
イベント情報
DTPerのスクリプトもくもく会#41
もう今週末なのですが、DTPerのスクリプトもくもく会を開催予定です。
Xなどでも既に告知の通り、今回は当もくもく会にとって非常に大事な告知をさせてもらう予定です。
今回のセッションで初めて知った方も、これまでに参加したことがある方も、ぜひ遊びに来ていただけたら嬉しいです!
Geek Creators 2024 TOKYO
最後に、来月11月23日(土・祝)に、東洋美術学校を貸し切って行われるイベント、Geek Creators 2024 TOKYOにて、メインステージのMCをやらせていただくことになっています。
参加無料ですが、事前登録が必要になります。こちらもぜひぜひ、よろしくお願いいたします!
スポンサー企業様も募集中ですので、こちらはXなどでご連絡ください!
それでは、今回ご視聴してくださった皆さん、そしてお声がけくださった主催の鷹野さん、本当にありがとうございました。僕自身も、久しぶりにスクリプトの話ができてとても楽しかったです。