DTPab

印刷やデザイン、アドビ製アプリやスクリプトなど、雑多な技術ブログ

InDesign→Adobe Expressでお手軽SNS共有

コミュニティエキスパートの皆さんにお声がけして始めたクリエイティブアドベントカレンダーも、ついに最終日になりました。ここまで皆さん楽しんでいただけたでしょうか。
この記事は、Adobe Community Exprets presents Creative Advent Calendar 2024の最終日の記事になります!

qiita.com


概要

InDesign 2025から、Adobe Expressに直接データを吐き出せるようになりました。本記事では、その機能を使って、InDesignで作ったアートワークをSNSで共有するまでの手順を紹介します。

InDesign

アートワークの準備

まずは適当なデータを用意します。

A4サイズで用意したInDesignのデータ

SEPになってますが正しくはFEB(2月)です……!

とりあえずExpressに書き出し

ファイルメニューから、Adobe Expressに書き出しを選択します。

ファイルメニュー

そうすると、クラウドストレージにコピーがアップされる旨が表示されます。

注意書き

続行、を押すと、プログレスバーが進んでいきます。バーが最後まで到達すると、ブラウザでAdobe Expressが開かれ、データが表示されます。

Expressで開けた!

……ん?

Adobe Express

Express書き出しでうまくいかないところ・いかないところ

今回のデザインで気づいたところ

まだ実装されたばかりの機能なので、まぁこういうこともあるか。ということで気になったところは修正しました。

アニメーションをつける

アニメーションを追加から、全体に適当にアニメーションをつけます。

アニメーションをつける

SNSに投稿する

右上の「共有ボタン」から、下部にあるSNSに投稿を選択。

SNSに投稿

連携済みのSNSから投稿しましょう!

Xにポスト!

今すぐ投稿か、時間を設定して投稿すれば完了です!

さいごに

InDesignからも簡単にAdobe Expressを利用することができるようになりました。
今回はアニメーションをつけてSNSに投稿する機能を使いましたが、他にも、SNSに最適化した縦横比にデザインを修正したり、同じレイアウトのままテキストを翻訳したり、ということができます(試してみましたがアウトプットの品質がけっこうマチマチでした)。
InDesign 2025を使うケースはまだ少ないかもしれませんが、Adobe Expressと連携するとできることがとたんに増えるので、もし機会があったら試してみてください。

ということで、Adobe Community Exprets presents Creative Advent Calendar 2024、これにて終了です!
また来年お会いしましょう〜!