登壇、といっても録画なので壇上に登ったわけではないです。
スクリプトで未然に防ぐInDesignの不具合と作業ミスと題して今年2月のpage 2020で登壇したのですが、その再演となっています。
この動画ではpageではうまくいかなかった*1InDesign CC2018のU+FEFFの不具合をちゃんとデモできています^^;;
当日使ったセッションのスライドは下記の記事からどうぞ。
諸事情により、公開期間は「緊急事態宣言の発令中」とさせていただきます。
となっていますので、現時点では5月6日までの公開のようです。ご希望の方はお急ぎください!
僕のセッションの内容をかんたんに紹介しますと、InDesign側で防がなければいけない不具合や作業ミスを、いかにしてスクリプトで品質管理するかということを前半でお話しました。
後半はそうしたスクリプトを開発するにはどうすればいいのか、開発の手法だけでなく、スクリプトを運用する際の心構えなども含めてお話しました。
初演がpageということで、セッションの対象を実際の作業者(DTPオペレーター)向け半分、管理者向け半分という意識で構成しました。そのあたりも含めて、ほかではあまり聞かない内容になったかと思っています。
そうそう、上述の勉強会さんのBOOTHでは、過去の動画の頒布も行われています。僕が2017年10月に登壇したものもありました。
2年半前ということでちょっと恥ずかしい内容だったりコードだったり格好だったりするのですが、内容は先のものと比べてもっと技術寄りです。EventListenerを利用したスクリプトの開発のしかたから説明し、サンプルコードの配布も行いました。思い返すとこのときから進歩したような、してないような…。
また、EventListenerを利用したスタートアップスクリプトについて、過去に寄稿させてもらいました。
2017年に登壇した際よりももう少しスクリプトについての理解を深めてから書いたものなので、多少はブラッシュアップしたものになっていると思ってます。
EventListenerとスタートアップスクリプトは非常に相性がいいので、InDesignの動作を制御する・管理するにはうってつけです。このあたりも読んでいただければ嬉しいです!
まだまだ新型コロナウイルス感染症(COVID-19)も収まる気配がなさそうですが、おうちで動画を見ながらスクリプトで遊んでみてはいかがでしょうか!
スクリプトに関する質問等があればTwitterやSlack(DTPerのスクリプトもくもく会チャンネル)でご連絡いただければ、お答えできる範囲でお答えします。
*1:会場で起動しようとしたCC2018が起動できなかった