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DTPにまつわるあれこれ

【InDesign】セルの幅を3pt未満に設定するテクニック

以前、セルの高さを任意に設定するスクリプトを紹介しました。

uske-s.hatenablog.com

単純にheightwidthに変える程度で幅も変えられるようになるかなと思ったんですが、それは許してくれませんでした*1

今回はスクリプトではなく、セルの幅を3pt未満に設定するテクニックを紹介します。
InDesignの標準機能だけで実はできるんです。が、一筋縄ではないのでテクニックなのです。

InDesignから列の幅を指定できる最小値は3pt≒1.058mmです。

mm換算で1.058mmが設定できる最小値

例えば、この列の幅を0.5mmにしたいとしましょう。

手順

  1. 表のどこでもいいので行を挿入します
  2. 調整したい列を含めて2セル分結合します
  3. 結合したセルと同じ列の別の2つのセルの列幅を調整します
    • 「最終的に設定したいセルの列幅(A):結合した隣のセルの列幅」が「2:結合した隣のセルの列幅 * ( 2 / 列幅A )」になるように計算します
    • 今回は 0.5mm:30mm が最終的に設定したい列幅になるので、30 * ( 2 / 0.5 ) = 120 となり、細い方の列幅を2mm、隣の列幅を120mmに設定します
  4. 結合したセルの列幅を、もともと設定したかった2つのセルの列幅の合計にします(今回は 0.5 + 30 = 30.5mm)
  5. 挿入した空の行を削除します

これで完成です!

完成図

まとめ

  • 結合されたセルの列幅を調整すると、内包する列の列幅が均等に調整される
  • その性質を利用して、比を使って列幅を調整してから、結合したセルのサイズを変える

非常にかんたんなんですが、知っておくと役に立つテクニックでした。おわり。

*1:スクリプトがエラーを吐いて止まってしまう