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印刷やデザイン、アドビ製アプリやスクリプトなど、雑多な技術ブログ

VSCodeのmarkdown編集でもユーザースニペットが使えるようにする

標題の件、markdown編集時にはデフォルトでオフになっているので、それをオンにすれば解決します。

  1. 環境設定からmarkdown用の設定を開く
  2. 設定を記述
  3. おしまい(うまく機能しなければアプリを再起動)

という手順で簡単にできます。

試したバージョンなど

macOS 10.14.6 Mojave
VSCode 1.50.0

やりかた

環境設定からmarkdown用の設定を開く

⌘+,キーを押して環境設定を開き、検索窓にmarkdownと入力して検索します。

f:id:uske_S:20201013170111p:plain
環境設定から「markdown」を検索

setting.jsonの編集

最下部にsetting.json で編集があるので、そこをクリック。

f:id:uske_S:20201013170434p:plain
setting.json で編集

setting.jsonが開いたら空の1行にカーソルが立った状態になっています。ここに下記を記述してください。

"editor.snippetSuggestions": "top",

また、すぐ下にこんな表記があるはずです。

"editor.quickSuggestions": false

これの値をtrueにしてください

"editor.quickSuggestions": true

そのブロック全体ではこんな感じになっていればOKです。

    "[markdown]": {
        "editor.snippetSuggestions": "top",    
        "editor.wordWrap": "on",
        "editor.quickSuggestions": true
    }

おしまい

もうこれでmarkdown用のスニペットが動作するはずです。動作しない場合は、スニペット側の設定を確認してください。スニペットのscopeプロパティにmarkdownが入っていなければ動作しません(当たり前だけど)。

f:id:uske_S:20201013171345p:plain
スニペットファイルのscopeプロパティ