【8/27 21:00 追記】委託本の書影を追加しました
ご案内
前回に引き続き、今回もお声がけいただいてTazBooksさんのAdobeCCアンソロジーの新刊に寄稿しました。
サークルチェックよろしく!
寄稿内容
僕は「InDesign × 正規表現」というテーマで、InDesignの正規表現検索置換と正規表現スタイルについて書きました。
時間と紙幅の都合でボリュームとしては10数ページになりましたが、前半は逆引き正規表現、後半はInDesignの正規表現検索置換・スタイルにおける注意点です。
目次
逆引き正規表現
- 2倍ダーシの泣き別れを防止したい
- 送り仮名の統一
- 繰り返し使われる語句(重言・畳語)を装飾したい
- 目次のリーダー罫
- 括弧で囲んだテキスト
- 段落末尾の分割禁止
- ある文字列以降すべてのテキスト
InDesignの正規表現スタイル・検索置換についての諸情報
¥
と\
- 文字コードを意識する
- 何でもかんでも正規表現スタイルで解決しない
- 正規表現検索置換で文字を置き換える仕組み
- 空欄での検索置換
- 位置を示すメタ文字の検索
- 正規表現スタイルで正しくマッチしない文字
- 字形情報が検索置換クエリに保存できないバージョンがある
- CC2019で正規表現検索が正常に動作しない
- 置換でスタイルを変更するとき
- 肯定・否定読みを利用する際の検索条件
- メタ文字の文字範囲が変更されている
そのほか
ほかにもXDやDTPerのためのWordなどバラエティ豊かな知識が満載です。お楽しみに!!!
委託本
TazBooksさんに委託するつもりで現在鋭意執筆中です。
「InDesign × GoogleAppsScrpt ルビ振りAPI編」と題して、ExtendScriptだけでGoogleAppsScriptにアクセスし、そこからYahoo!のルビ振りAPIにアクセスするという回りくどい方法でWebAPIにアクセスしたその軌跡を本にします。
標準で用意されているSocketオブジェクトを使わず、より有利なCEPも使わず、しかも間にわざわざGoogleAppsScriptまで噛ませているのです。一見無駄に思える回り道ですが、さまざまなことが勉強になりました。
その一端でもお伝えすることができたらという思いと、GoogleAppsScriptがとても便利なのでDTP業界にももっと使ってもらいたいという思いと、そんな気持ちで執筆しています。
今回は無理やりExtendScriptからAppleScript経由でシェルのcurlコマンドを叩くことになるので、この本に掲載されるコードについてはすべてMacでのみ正常に動作します。Windowsユーザーの方でVBSが利用できてcurlコマンドも使える、という方は読み替えてもらえば同じことができるでしょう。
ただ、もし次にGoogleAppsScriptと連携させるときは、迷わずCEPにしますw
今回はどうしてもExtendScriptで実装してみたかった、できそうだからやってみた的な側面もありますので、暖かく見守っていただければ嬉しいですw
というわけでがんばって書いてますので、みんな買ってくれよな!!!